SUPRAが去年ヨーロッパツアーを観光したのは記憶に新しい。そのときに撮影されたチームフォトがこちらのものだ。基本的にSUPRAチームが全員集まることはめずらしい。Tom Pennyはヨーロッパを飛び回り、Chad MuskaはLAとNYCを行ったり来たりしながらアート作品などを手がける。チームもいろんなデッキブランドのスポンサーを受けているライダーが集まっており、ELEMENTやDEATHWISH、BAKER、EXPEDITION ONEやFLIPなどなどまさに選りすぐりのライダーたちなのだ。もちろん有名になればなるほど彼らはスケジュールがぎっしりに。すると、ツアーなどにも参加しにくくなってしまう。なので、このチーム全員の写真と言うのはかなり貴重なのだ。この写真は映画、A Clockwork Orangeのワンシーンで使われた場所となっている。ロンドンの真ん中の暗いトンネルのロケーションはフォトグラファーであるShad Lambertも関わっている。劇中のイメージである、ネガティブなイメージとは違うものの、SUPRAチームのスケートボーダーらしさをにおわせる最高のロケーションだ。
実はこのフォトシュートの直前にShad Lambertが撮影の準備をする間、Muskaは1人スケートをしていました。いい感じのバンクがあり、トレフリップをメイクしたがっていた。しかし、バンクに突っ込みトレフリップしたときに上げた指がなんと天井にあった穴にすっぽり。空中でトレフリップをキャッチしたときに指を切ってしまい、大出血。いきなり転んで叫びだしたMuskaはチームを震かんさせた。Muskaは指が取れたんじゃないかと思ったそうだ。この事件が原因で、この撮影が中止になりそうだったがチーム全体でMuskaをなだめて、少し我慢してもらい撮影を続行。その後Muskaは病院にて何針か縫うことに。
そんな波乱もあったフォトシューティングになってしまったが、Shad LambertとMuskaの我慢とSUPRAクルー全体の協力があり、撮影は完了。SUPRAの起源はEllingtonとPennyが6年前に始めたところから始まる。それが今となってはライダーは10人以上ですべてのライダーがかなりの認知度を誇っている。Neenのプロ昇格や413EDITIONなど常に話題を欠かないのがSUPRA。ぜひ今年も期待してほしい!
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